歯石とりました
犬のこと 2015.10.26 (月) 3:22 PM
今日は珍しく、昼の休診時間に人手と時間の余裕がありました。
こんな日こそ…。
やらなければいけないと思いつつ、先延ばしにしていた問題を解決しようではないか。
気が進まないけど避けては通れない仕事、それは飼犬の口腔ケアです。
この数カ月、愛犬の口からは腐った魚のような匂いがします。
この匂いの正体はモノアミン類と呼ばれる揮発性物質で、主に口腔内の悪玉歯周病細菌が産生します。
ということは、獣医さんの犬なのに歯周病ということですね。お恥ずかしい…。
朝なかなか起きれない時に犬に顔を舐められると、あまりの匂いに目が覚めます。
目覚まし時計としてはどうかと思いますが、唯一のメリットでしょう。
そんなバカなことを言っている場合ではありませんね。
こうなったら、麻酔して徹底的にきれいにします。
写真が暗くて分かりにくいですが、治療前は黄色い歯石がついています。
歯石を取って歯周ポケットを平らにし、歯周病が重度に進行している歯を抜きました。
最後に表面を研磨して終了です。
ちなみにうちの犬は今9歳ですが、この年齢でも慎重に行えば、安全に全身麻酔をかけることができます。
歯周病は顎が腐る細菌性の感染症です。ちゃんとケアしないといけません。
キレイになりました。口臭もなくなりました\(^o^)/
課題が一つ無くなって、私の気持ちもすっきりしました。
明日から歯磨きガンバロー!