犬語の勉強
犬のこと 2015.03.02 (月) 3:47 PM
最近、犬の仕草を学びなおしています。
ヴィベケ・リーセさんという方をご存知でしょうか?
日本人にはなんとも発音しにくいお名前ですが、デンマークのドッグトレーナーさんです。
日本でも彼女の本が翻訳されており、DVDも出ています。トレーナーを目指す人向けの専門的な本から、一般の飼主様に向けた犬語会話帳なる本もあります。
これがなかなか興味深いのです。
15年近く獣医をしていますが、なるほど~と勉強になることが多々あります。
例えば犬が舌を出しているときに、舌の先端が丸まっているのは居心地の悪さを現しているそうです。
確かに診察台の上でよくみる仕草です。うちの犬もよくやっています。緊張しているときの仕草だと思っていましたが、「緊張している」と「居心地が悪い」はちょっとニュアンスが異なり、後者の方が状況をよく現している気がします。
この本によると、犬は眼の形、尾の角度と振り方、背中のライン、耳の位置、口角、その他いろいろな方法で感情を表現しているようですよ。勉強しなくっちゃ。
待合室にも1冊置いておきますので、ご覧になって下さいね。