リアちゃんのこと
猫のこと 2015.08.13 (木) 9:51 AM
リアちゃんは先月の中旬ころ、病院近くの駐車場で保護されました。
なんていうか…もう、ボロボロの状態でした。
全身の毛は半分以上抜け落ち、ガリガリで脱水がひどく、目ヤニで顔もよく分からず。
当院近くにお勤めの方が近づいたところ、助けを求めてガシっとしがみついてきたそうです。
その方は大変な猫好きで「あっ、もうだめだ」と思いました。
「もうだめだ、見捨てられない」という意味です。
入院です。
しばらくの間は、仮の名前はボロちゃんでした(だって私、命名センスがありませんから…)。
治療したら元気になりました。
気持ちのよい食べっぷりです。
リアちゃんという素敵な名前もつけてもらえました。
突然、格調高くなった感じがします。
3日前、無事に去勢手術も終えました。
保護した方のお家の体制が整ったら、引き取られていくことになっています。
自宅でご主人に野良猫を保護して病院に連れて行った話をしたら、
「僕もきっと同じことをしたと思うからいいよ」
と言って下さったそうです。
なんてっ…!
素敵なご主人♡
リアちゃんは飢えていた期間が長いためか、食べ物への執着がとても強いです。
食事中に手を出そうものなら、取られると思うのか攻撃されます。
こんなことではいかん、愛される家猫になるために…。
毎日、せっせと餌付けをしています。
最初の頃は、指を入れると爪を立てて食いついてきましたが…。
最近は少しずつ、上手におやつを受け取るようになってきました。
与える私たちもスリルを楽しんでいます(^o^)
頑張って手なずけるぞー!